2011年 09月 10日
現存なら仁徳陵に次ぐ? の巨大古墳跡@奈良? |
以前別の方にエントリーしてる分ですが、こちらにも載せておきます。
以前読んでくださってる方、重複ですいません。
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国土情報ウェブマッピングシステム からの画像です。
画像は、奈良の平城京跡北側にある
佐紀盾列古墳群(さきたたなみこふんぐん)のものです。
このエリア、天皇陵をはじめとして大きな古墳がいくつもあります。
で、ここで気になってるのが 神功(じんぐう)皇后陵の西側(左側)。
これ、堀に囲まれた巨大古墳の跡だと思うのですが、いかがでしょうか?
こちらはグーグルマップでのもの。
(興味ある方は「神功皇后陵」で検索して直接確認してみてくださいね^^)
写真の神功皇后陵が全国12番目の大きさの古墳です
(濠部分含まず、墳墓のみの大きさ)。
それよりもはるかに大きい この 「勝手に決めた古墳の跡」、
アウトラインしかないので、墳墓そのものの大きさはわかりませんが、
内側の方の線でざっと計算すると 560m前後。
はっきりはしませんが、外側の方だと 600m前後?
日本最大の仁徳天皇陵(伝)が 840m(堺市「仁徳陵古墳百科」より)。
2番目に大きい 伝・応神天皇陵(誉田御廟山古墳)がざっと計算して 620m前後。
3番目に大きい 伝・履中天皇陵(上石津ミサンザイ古墳)がざっと計算して 520m前後。
と、こんな感じになります。
どれも『河内王朝』と呼ばれたりもする大王墓群です。
これが墳墓跡かどうか、本当のところはわかりませんが、
個人的には墳墓跡と思っております。
猪突猛進型ではないので、墳墓跡じゃないかも、の線も残してますが(笑)。
でもこれ、もし墳墓跡だったら、
被葬者は誰だったのか とか、
日本屈指の規模の古墳がいつどんな理由で何で消えちゃったのか などなど
看過できないいろんな疑問が湧いてきます。
参考に、例えば、完全な形で残っていないような古墳でも、
下の写真のような感じで大きく引いてみると、その痕跡が残ってたりします。
濠だっただろう場所は畑になっていますが、
アウトラインはこんな感じでハッキリしているものなのです。
by sayumaratata
| 2011-09-10 23:49